色778

不思議なものを追いかける/らせんの宿、phantom twins

自衛隊員も目撃していたUFO!

元自衛隊空将・南西航空混成団司令の佐藤守さんという方がいます。
軍事評論家としてテレビ出演もされているので、知ってる人もいるかもしれません。

その佐藤さんですが、実はUFO関連の著書を出版してたりもします。

パイロットとして司令として経歴を積んだ方の証言なので、こういう方のUFO話には説得力がある。

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T-2練習機。画像はWikipediaより

1983年、T-2練習機に乗った二人の自衛官が牡鹿半島に向けて帰投中、葉巻型の物体を目撃しました。
その空域は民間航空機の航空路だったので、最初は民間機かと思ったらしいのですが、飛行物体には翼がない。

しかも飛行物体は奇妙に変則飛行をしている。

異常は次の瞬間に訪れました。

内側のスポイラー(操舵翼面)と外側のスポイラーの作動が不可能になり、コントロールに異常が発生したのです。

二人は焦ります。が、電気系統と操舵系統のトラブルに追われている間に飛行物体は去り、不思議なことにそれと同時に機体は正常に戻りました。


パイロットは飛行中に起きたいかなるトラブルも整備員に説明しなければいけない。帰投後、状況を説明された整備員が機体を点検したところ、どこにも異常は見当たらない。
そこで再点検のためにパイロットの一人が再び飛び立ちました。(もう一人のパイロットは学生訓練のために参加できず)

するとまたもや葉巻型の物体に遭遇したのです。しかも前回と同じ機体異常が発生し、物体がいなくなると機体が正常に戻る。

ごく自然な考えとして、パイロットは葉巻型物体との遭遇が機体異常に関係していると報告し、整備記録に記入しました。

整備側としては困ったことになりました。機体に異常がない以上、パイロットの報告を疑うしかない。結局「パイロットが虚偽の発言をしている」という結論をだしたのです。
そう言われてもパイロット側も事実をなかったことにはできない。機体の不具合をなかったことにしてしまったら、同僚の誰かが同じ機体に乗ったとき異常に巻き込まれてしまう恐れがあるからです。
この問題は航空団内部を超えて、航空幕僚監部を巻き込む大問題に発展しました。

トラブルが起きたT-2練習機の改造機にあたるF-1支援戦闘機は全国に配備されていて、しかもF-1支援戦闘機は国産機です。もしも機体に異常が見つかったならメーカーを巻き込んだ一大事となり、その点検にかかる費用は莫大なものとなります。

そこで航空幕僚監部の担当幕僚は、司令部に二人のパイロットを呼び出し、指導によって問題の解決を図ろうとしました。二人のパイロットは油を絞られ、一切の他言無用を言い渡されたのです。
『自衛隊隊員が接近遭遇したUFO』より。


この一件は当時の松島基地では有名なUFO騒動だったらしいです。

こういうことがあるんですねえ。

民間機でもUFOを見たなんていうと精神異常を疑われ、地上勤務に変えられるという話を聞くし、仮に目撃したとしても見なかったことにするしかないのでしょうか。
不確かな宇宙人像が広まったために、一番迷惑を蒙ってそうなのが、現場のパイロットのような気がします。宇宙人でなくとも未確認飛行物体という本来の意味でのUFOなら、空で見かけても全然おかしくはないのに。米国なんてそれこそ詳細な記録を取ってます。

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ステルス機、衛星、渡り鳥、ドローン、高高度気象観測用の気球、積乱雲、逆光を浴びた航空機等々、UFO(宇宙人の乗り物)と見間違えやすいものは確かにあります。

でも訓練を受けたパイロットがそうそう安易に謎の飛行物体という結論は出さない。これは佐藤守さんも断言しています。
適性検査をくぐり抜け、その後も論理的な思考をするよう様々なテストを受けた人たちですから。

この事件は誰も嘘をついていないからこそ、未知の現象を突きつけられた一件という気がします。
UFOを空の現象として調査する気風が高まればいいですね。


  1. 2017/09/18(月) 18:10:27|
  2. オカルト